水環境保全に関する施策

・水質汚濁対策の制度

環境基本法により公共用水域及び地下水の環境基準が設定されている。
公共用水域及び地下水は、水質汚濁防止法によって規制が定められている。水質汚濁防止法では、人口や産業が集中して汚濁が著しい東京湾、伊勢湾、瀬戸内海( 広域的閉鎖性海域) における有機性の汚水( COD) や窒素・リンの排出総量を計画的に抑制する水質総量規制制を定めている。
水質汚濁防止法のみでは十分でない湖沼や閉鎖性海域について、「湖沼水質保全特別措置法」、「瀬戸内海環境保全特別措置法」、「有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律」などにより、施策が進められている。

水質汚濁対策の技術


排水に含まれている成分の濃度や種類、処理目標などに応じて、「物理化学的方法」と「生物化学的方法」のいくつかの方法を組み合わせて処理されている。

排水処理方法主な具体例
物理化学的方法物理的方法( 沈殿、沈降、ろ過など)
化学的方法( 凝集、中和、イオン交換など
生物化学的方法 活性汚泥法活性汚泥法


生活排水は、浄化槽、下水道、コミュニティプラント( 地域し尿処理施設) などで処理されている。下水道が普及している地域では下水処理場、それ以外の地域では浄化槽が使用されている。日本の汚水処理人口普及率は89.5 %(2014 年時点)。政府は生活排水処理施設の整備を下表のように進めている。

処理施設内容
浄化槽整備単独処理浄化槽 から合併処理浄化槽への転換を促進する市町村に補助金の支援
下水道整備合流式下水道g から分流式下水道g への転換促進
下水道工事のコスト縮減や工期短縮( 下水道クイックプロジェクト)

水循環の保全に向けて


自然界には、蒸発、降水、貯水、浸透、河川流出という大きな水循環がある
自然のもたらす水循環の恩恵を再認識し、水循環が有する機能を損なわない健
全な治水・利水に努めることが求められている。

名水百選は、こうした水循環の考え方に取り組んだ事業といえる。

水質総量規制制度
水質汚濁防止法が導入している制度。水質汚濁が著しい閉鎖性海域(東京湾、伊勢湾、瀬戸内海)について水質環境基準を確保するために、排出される有機汚濁物質(COD、窒素及びリン) の総量を一定量以下に削減する制度。一定規模以上の工場・事業場が適用を受ける

 活性汚泥法
家庭排水やし尿処理施設からの排水のように、有機汚濁物質を多く含む排水の処理方法として広く採用されている。排水に空気を吹き込み曝気(ぱっき)すると、バクテリアが繁殖し生成する沈殿物(汚泥)を除去する処理方法。

 単独処理浄化槽・合併処理浄化槽
前者はし尿のみを処理する浄化槽、2001 年法改正により新設禁止. 後者はし尿や生活排水を併せて処理する浄化槽で、前者に比して浄化性能は高い.   
                           
 万合流式下水道・分流式下水道
前者は汚水と雨水を1 本の管渠で一緒に処理する方式. 
 一定量以上の降雨時に未処理下水の一部が放流されることが問題. 後者は汚水と雨水を分けて処理する方式. 
                       
 名水百選
昭和60 年選定. 平成20 年「平成の名水百選」選定. 全国各地に「名水」として、古くから引き継がれているものも多く、広く国民にそれらを紹介し、優良な水環境を積極的に保護することが目的.
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