国際社会が協働して解決すべき環境問題

開発途上国の環境問題と根本的な原因及び途上国の環境問題への対処

持続可能な開発目標(SDGs) の達成に向けて、開発途上国と先進国を含むすべての国及び関係者が協働して取り組むことが重要。
開発途上国の環境問 題は、都市域を中心とした人口 増力[、]グロー バリゼーションの進展や地球規模の環境問題とも絡み合っている。その大きな原因の一つが貧困問題である。以下に開発途上国が抱える問題を挙げる。
・貧困から脱却するために経済対策を優先し、環境対策の優先度が低い。
・新興国( 中国、バ`ングラデシュなど) の飛躍的成長は、燃料資源等の需要急
増による水質・大気汚染、廃棄物問題、温室効果ガス排出増大、水資源の消費増大、大気中の粒子状物質濃度上昇などを引き起こしている。
・途上国は海面上昇、氷河融解などの地球温暖化の影響を受けやすい。
・途上国内の健康被害にとどまらず、酸性雨の発生などで国際的な問題となる。
・国際社会が資金、環境技術移転、能力開発などを協働して対処していく必要がある。

その他の主要な国際的環境問題

南極の環境保全

南極は、人間活動に起因する化学物質による汚染が最も少ない場所。
・南極の環境保全の取り組み
1959 年:南極条約の締結( 軍事的利用の禁止、科学的調査の自由、国際協力の推進など。 2016年現在、締約国数は53 か国。日本は1960 年に締結)1991年:南極条約議定書の採択( 鉱物資源開発や動植物の捕獲禁止、廃棄
物の除去、環境影響評価の実施、南極訪問の制限など)
・観光客増加や船舶事故による油流出などの環境影響が懸念されている。

世界遺産の保護の国際的取り組み

1972 年:ユネスコ総会で世界遺産条約採択。
遺跡・景観・自然など人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ世界遺産を登録し、保護・保全することを目的としている。
・日本の自然遺産は鹿児島県屋久島、青森県白神山地など4か所が登録。
・インドネシア・スマトラの熱帯雨林などの自然遺産で違法伐採や野生動物の乱獲により危機に瀕している遺産がある。これらの遺産は世界遺産基金による国際的援助が行われているが、一層の支援が重要である。

渡り鳥やサンゴ礁の保護

移動性動物( 渡り鳥等) の保護

ポン条約:1979 年締結。移動性の動物の保護のために移動を確保するための生息地の保全・回復などを加盟国に求めている。日本は未加盟。
・2国間協定:日本は米、露、豪、中国と締結。アホウドリなどやその生息環境の保護。
②サンゴ礁萱2 の保護
・国際サンゴ礁イニシアティブ(lCRI):日本を含む8か国で設立。地球温暖化や水質汚濁に対して脆弱なサンゴ礁の保全・管理の支援。
・にRI の枠組みの下に「国際サンゴ礁行動ネットワーク(ICRAN)」がある。サンゴ礁の管理、サンゴ礁のモニタリングと評価、サンゴ礁の現況報告等の活動を行っている。

用 語
南極
南極大陸の面積の約98 %は平均1.6km の氷で覆われている。すべて
 の氷が解けると、海水面は約60m 上昇するといわれている。
サンゴ礁
 熱帯雨林と並び、地球上で最も生物多様性の高い場所の一つ世界中に約60 % 近くのサンゴ礁が過度の衰退、あるいは危機に瀕していると推定
&flowerのお花の定期便

生活に合わせてお花をお届け 毎週、隔週、月1回、好きな配送間隔を選んでお花をお届け、 配送曜日も3パターンから選べます。 選んだ配送曜日や間隔はマイページで手軽に変更できます。 3.ポスト投函で受け取り不要、不在でも安心 受け取り時間を気にする必要がありません。

おすすめの記事