環境問題を知る Ⅳ 重要用語

環境問題を知るに関する重要用語

生物多様性オフセット

土地開発などによって生態系が失われるとき、近隣に同様な質を有する自然環境を創造することで、生物多
様性の損失を相殺すること。これにより環境への影響をプラスマイナスゼロにすることをノー・ネット・口
スという。

ビオトープ 

生態系が保たれている生息空間。自然の森林・湖沼などの大きなものから、ビル屋上に憩いの場として作ら
れた小さなものまである。

自然再生

過去に損なわれた自然環境の保全、再生、創造または維持管理を指す。自然再生推進法により推進。

鳥獣保護管理法

増えすぎた鳥獣を適正に減らすため、鳥獣保護法を2015年に改正。,鳥獣の捕獲等を推進。

自然共生圈

生態系サービスの需給関係にある地域や人々を一体としてとらえ、その中で連携や交流を深めていき相互に
支えあっていくという考え方。

里地里山

生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれらを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原
などで構成される地域。農作業などの人間の働きかけによって環境と生物多様性が形成・維持されてきた。

生態系ネットワーク (緑の回廊)

分断された野生生物の生息地を森林や緑地、開水面などで連絡することで、生物の生息空間を広げ多様性の保
全を図ろうとするもの。エコロジカル・ネットワークとも。

エコツーリズム

自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の
保全に責任を持つ観光のあり方。2008 年4 月「エコツーリズム推進法」施行。

生物圈保存地域 (ユネスコエコパーク)

ユネスコの「人間と生物圈計画( M AB)」の生物多様性保全と持続可能な発展との調和を図る研究フィールド
に指定された地域。日本では、志賀高原、白山、大台ケ原・大峰山、屋久島、綾( 宮崎県)、南アルプス、只見のア地区が登録。

世界ジオパーク

国際的重要性を持つ地質学的遺産を有し、地域社会の持続可能な発展に活用している地域を、ユネスコの
支援を受ける「世界ジオパークネットワーク( GGN)」が認定。日本では、洞爺湖有珠山、アポイ岳、糸魚川、
山陰海岸、島原半島、室戸、隠岐、阿蘇のフ地区が認定。

世界農業遺産

地域環境を生かした伝統的農法や生物多様性が守られた土地利用のシステムを保全し、次世代に継承するこ
とを目的として国連食糧農業機関(FAO )が認定。日本では、「佐渡の里山」「能登の里山里海」「静岡の茶草場農法」「阿蘇の草原と持続的農業」「国東半島宇佐の農林漁業循環システム」等が認定されている。

オゾン層

成層圏( 地上からの高さ10 数km から50km まで) に存在するオゾンの層。人間や動植物に悪影響のある太
陽光に含まれる紫外線を吸収し、地球上の生物を守る。

オゾンホール

オゾン層が破壊され穴( ホール) が生じること。1970年代終わり頃から観測されはじめた。主に南極に生じ
るが、北極圏でも観測されている。

フロン

オゾン層破壊の原因物質。冷蔵庫やエアコンの冷媒、発泡剤などに使用。日本ではオゾン層破壊性の大きい
特定フロン(CFC) の生産を1996 年以降全廃。

代替フロン

オゾン層破壊性のないフロン。

ウィーン条約

オゾン層破壊の問題が認知されるようになって初めて合意された国際的な取り組み。 1985 年制定。

モントリオール議定書

ウィーン条約に基づき、オゾン層破壊物質の具体的な全廃スケジュールを制定。先進国は特定フロンの生産
を1996 年までに全廃など。

オソン層保護法

1988 年、ウィーン条約とモントリオール議定書の採択に合わせて制定。オゾン層破壊物質の生産や輸出入
の規制などを規定。

フロン排出抑制法

業務用冷凍空調機器などに入っているフロン類の回収・破壊など、ライフサイクル全体からのフロン類排
出抑制を行う。並行して、「家電リサイクル法」及び「自動車リサイクル法」によって、家庭用の冷凍冷蔵庫、
エアコンやカーエアコンなどに入っているフロン類の回収が推進されている。

水資源賦存量

人間が最大限利用可能な水の量。降水量から蒸発散によって失われる量を引いたもの。地球上の水の97.5 %
は海水で、淡水も大半が地下水であり、循環・再生する利用可能な水資源の量は水全体の0.001 % ともいわ
れる。

ウォーター・フットプリント

食料や製品などの生産から消費までの全過程において、直接的・間接的に消費・汚染された水の量を示す指標。

バーチャルウォーター

食料や工業製品を輸入している国において、もしその輸入品を仮に自国で生産した場合、どの程度の水が必
要かを推定した水の量。

バラスト水

船舶の安定のため、積載物が軽い場合にタンクに積み込む海水。中に含まれる海洋生物の越境移動が問題に
なっている。

アラル海

カザフスタンとウズベキスタンにまたがる湖。旧ソ連時代に農業用水の供給のため大規模な濯漑設備が建
設され、湖の大半が干上ってしまったo 誤った水資源管理のために起きた環境破壊の典型

長距離越境移動大気汚染

国境を超え影響を及ぼす大気汚染。酸性雨、黄砂、最近ではPM2.5 など。

酸性雨

工場や自動車排ガスなどに含まれる硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)は、大気中で硫酸や硝酸に化学
変化し、湿性降下物( 雨・雪に溶け込む) または乾性降下物( 塵となって地表に降る) となって地上に降る。
両者を総称して酸性雨という。

黄砂

中国大陸内部のタクラマカン・ゴビ砂漠や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった土壌の微粒子が浮
遊しつつ降下する現象o 日本では春に観測されることが多い。

長距離越境移動汚染への取り組み

欧米では、1979 年に「長距離越境大気汚染条約」が採択され、1985 年に硫黄酸化物の排出削減のための
ルシンキ議定書
、1988 年に窒素酸化物の排出削減のためのソフィア議定書が採択されている。東アジアで
は、2001 年から「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)」が本格稼動を開始。

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