製品の環境配慮

ある製品の原料採取から製造、使用、廃棄( リサイクル、埋立) に至るまでの過程を製品ライフサイクルとう。これら1つ1つの過程における天然資源・エネルギーの使用や汚染物質の排出などを合計したものが、「製品の環境負荷」である。

製品ライフサイクルの環境汚染を減らすため、国内では省エネ法、資源有効利用促進法、家電リサイクル法、グリーン購入法などがあり、Eu ではRoHs 司令やWEEE 指令、REACH規則などの法規制がある

環境に配慮した製品設計では、環境効率やサフライ・チェーン・マネジメント 等の考え方が用いられている。

ライフサイクルアセスメント( LCA)とは、製品ライフサイクルの各過程におけるインプットデータ( エネルギーや天然資源の投入量など) とアウトプットデータ( 環境へ排出される環境負荷物質の量など) を科学的・定量的に収集・分析し、環境への影響を評価することである。

LCAは製品の開発のほか、グリーン購入の判断基準、環境負荷削減効果の算出、環境ラベルの作成、環境報告書への記載など、様々な用途に使用されている。また、以下のような活用もされている。
①カーボン・フットプリント(CFP) は、製品ライフサイクル全体を通じて排出された温室効果ガスをC02に換算して製品に表示し、消費者に対して製品の環境負荷を「見える化」する仕組みである。

②カーボン・オフセットは、温室効果ガスの削減活動への投資などを行うことで、自らの生活や経済活動で生じる温室効果ガス排出量を埋め合わせるという制度。温室効果ガス排出量の算出にLCAの手法が使われている。また、排出量の全量をオフセットすることをカーボン・ニュートラルと呼ぶ。日本国内では国野J-クレジット制度が削減量・排出量を承認している。

ROHS指令
EU 圏内で、電気・電子機器における鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル(PBB) 、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)の使用を2006年7月1日から原則禁止した指令

WEEE指令
EU 圏内で、大型および小型家庭用電気製品、情報技術・電気通信機器、医療関連機器、監視制御機器など幅広い品目を対象に、各メーカーに自社製品の回収・リサイクル費用を負担させる指令。 
                    
 REAC H 規則
有害な化学物質から人間と地球環境を保護するための規制。EU 圏内で化学物質を年間1 トン以上製造または輸入する事業者に対し、使用する化学物質の登録などを義務付け。

 環境効率
環境と経済の岡山]の効率を表す指標。( 製品の価値) /( 環境への影響) で算出される。

 サフライ・チェーン・マネジメント
製品の開発、原料調達、製数、配送、販売といった業務の流れを1 つのチェーン( 連鎖) として捉え、全体の効率化を目標に経営成果を高めるマネジメント手法のこと。


家庭の蓄電池

これからの時代は大きな震災への備えが重要になってきます。 停電などのトラブルが発生した際もスマートハウスなら蓄電した電気を使うことができます

おすすめの記事