アンチエイジングと水

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アンチエイジングと水

いい水は、老化をなだらかにする
人間をはじめ、哺乳類動物すべてにいえることですが、一般に老化とは体内から水分が減ることです。

だからこそ、すみやかに体に入り込み、すみやかに体から老廃物を排泄するような健康にいい水を利用することが、とても大切になってきます。

そこで、飲料水によって老化に差が出るのかどうかを、マウスを使って実験してみました。
マウスの寿命は約2年(104週間)です。2つのグループに同じ飼料と、水道水と健康にいい水の1種であるアルカリ性の水(電気分解型整水器で作った水)をそれぞれ飲ませてみて、6ヵ月間(人間の20年間分に相当)飼育したのです。アルカリ性の水を飲用させたグループは、水道水のクループと比較すると皮膚の保水性が高く、脂肪もよく消化していました。

また、過酸化脂質も少なく、老化のスピードも明らかに遅くなっていました。もちろん、毛並みもきれいでした
この実験から、利用する水をうまく選べば、老化をなだらかにすることが可能だ、という結論に達したのです。つまり、水なら何でもいいとはいえなくなったわけです。体によくなじむ水(健康にいい水)を飲んでいれば、老化のスピードがなだらかになるのですから、これは見逃せないデータです

次に水道水の中の残留塩素が、寿命にどのように影響しているのかをマウスを使って調べた結果を、左表に紹介しておきます。

飲料水として、水道水(HP7.4 、残留塩素なし、水源は地下水)と、強い電気分解で作った強酸性水(PH5.5.残留塩素50ppmを使っています。
強酸性水で飼育されたマウスのグループの平均生存日数は、水道水グループのマウスに比較して、37日も短くなっています。これは人間の寿命(80年)に換算すると、4年(37×40=1480 日) に相当します。この結果からみても、塩素濃度の高い水(体によくなじまない水)の飲用は、あまりおすすめできないのです(鈴木政美ら、第47回日本実験動物学会総会、2000 年)。
ただしどちらの水でも、マウスは2年間(730日) は生きられなかったので、2つとも体
によくなじむ水(健康にいい水)とはいえないでしょう。
平成12(2000 )年度に実施された国勢調査の結果をみますと、男性の場合、長野県と青森県の平均寿命の差は3・4年、長野県と大阪府との差は2・2年になっています。つまり、
水質の悪い地域に住む男性は、水質のいい長野県内に住む男性と比較して、寿命が2〜3年も短くなることを示しています。

この数値は、マウスの実験結果に近いものです。偶然の一致では片づけられないのではないでしょうか。老化をなだらかにする水が存在すると同時に、一方では老化を早める水も存在することを知っておく必要があります。

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