生物の危機

地球上の生物がかってないスピードで種の絶滅が起こっています。その原因多様性の重要さ


生物多様性

20100828_fireworks_0115_w800現在すくなくとも1000万種類以上と言われています。
生物多様性は種の多様性だけではなく、遺伝子の多様性 生態系の多様性 が重要になります。遺伝子の多様性は、病気や環境の変化に対し異なった抵抗性を示し、種の絶滅を防ぐことのにもつながっており、いま、地域的な遺伝子の存続が強く求められています。生物多様性は生態系の健全さ、生態系サービスを持続させていく基盤となり人間にとってその保全は重要です


生物種の絶滅

約175万種の野生生物が確認されていますが、実際には1000から3000万種ともいわれ最大で1億種以上との推計もあります。
生物種の絶滅がかってないスピードで進行している、(ミレニアム生態系評価)によれば最近100年の絶滅速度、化石記録などから調べ最大1000倍を超える指摘しています。これを放置すると将来世代が得るべき利益を大幅に減少すると警告しています


現 状

国際自然保護連盟のpレッドリスト(2004年)によれば15,600種が絶滅危惧種とされ未確認をあわせるとこの数倍にも達すると予測されます。

特に熱帯雨林の開発・減少によりの進行。熱帯雨林は陸地面積の6%ですが生物種の約半分以上が生息するといわれています。日本でも2007年時点で3,100種を越す生物がレッドデータブックに掲載され、絶滅が危惧されています。また地球温暖化による環境変化は深刻な問題です(ICPP)気候変動に関する政府間パネルが2007年に発表した報告書は平均気温が1.5~2.5度上昇した場合20から30%について絶滅の危機が高まると警告


原 因

① 開発や森林伐採など生息環境の変化、魚の乱獲など過度の資源利用

② 外来種の進入

③ 水質汚濁など過度の栄養塩負荷

④ 気候変動


影 響

生態系にお及ぼす影響は科学的には解明されてないが明らかになっている部分は生物多様性にささえられている生態系が衰退すると今後の人間活動に取り返しのつかない問題を生じるおそれがあります。また難病の特効薬をはじめ世界で処方されている医薬品の40%が自然界から得られた原料を使用。生物多様性から直接得られる恵みは人類にとって貴重な財産です絶滅は大きな脅威です。絶滅した生物は人間の力では再生不可能であることを認識しなければなりません


生物多様性条約:生態系、生物類、遺伝子の3つのレベルの生物多様性の保全と持続的な利用が目的

ワシントン条約:正式名称(絶滅のおそれのある野生動物の種の国際取引に関する条約。経済的にかちのある動植物の国際取引を規制し保護を図ることを目的とした


ラムサール条約:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約。この条約は湿地の保全とその賢明利用(ワイズユース)を提唱している

生態系ネットワーク:分断された野生生物の生息地を森林や緑地、開水面など連絡することで生物の生息空間を広げること。知床や白神などで取りくまれています