公害対策

日本はかって大気汚染や水質汚濁など深刻な産業公害に直面しましたが、それを克服してきました。日本の公害防止技術は世界トップレベルにあります


大気汚染防止技術

a0002_005945化石燃料には硫黄分が含まれています。硫黄酸化物排出を抑制する技術は燃料中の硫黄分の除去(脱硫)と排ガスからの除去(排煙脱硫)技術に大別される

重油の脱硫:高温高圧下で重油と水素を接触させ重油中の硫黄分を硫化水素として除去する水素化脱硫法が多く用いられています

排煙脱硫:主流となっている方式は、」排ガスを水酸化カルシウム溶液と接触させ、排ガス中の硫黄分を石こうや硫酸マグネシウムとして除去する方法


窒素酸化物(NOx)の排出制御技術

窒素酸化物の生成も、燃料の燃焼に伴っています。燃料が高温で燃焼すると、空気中の窒素や燃料に含まれる窒素分が空気中の酸素と結びついて窒素酸化物を「生成します、したがって、窒素酸化物の排出を抑制する技術は、燃焼中の生成反応を抑制する技術と、燃焼後の排ガスからの除去技術に大別されます


集じん技術

集じん装置とは、気体中に浮遊する粒子(ダスト)を分離・除去する装置を言います。集じんの対象となるものには、ボイラーなど燃焼装置から排出される(ばいじん)などがある(ばいじんを捕集する原理によって、重力集じん装置、遠心力集じん装置、洗浄集じん装置、ろ過集じん装置、電気集じん装置などに分類されます


先進国と開発途上国の間に意見対立が顕著に起こっています。

しかし、具体的目標設定、計画策定で開発途上国の主張に配慮することで地球規模での取り組みの成果がどれだけ期待が出来るのかという心配があります。たとえば京都議定書では先進国だけが数値目標を設定しているのが実態です


硫黄酸化物:硫黄の酸化物の総称。SOx 石炭や石油など硫黄分を含む化石燃料を燃焼させるとき発生する。喘息や酸性雨の原因になる

ばいじん:すすやもえかすの固体粒子状物資のこと肺や器官などに沈着し呼吸器に影響を与える